京都御所南 Gallery ICHIHARU アートお喋り空間

教養は一流の人脈をつくる。京都のアーティストが超一流の人生から学んだ、実学の教養空間。

エネルギーの吐き出し場所をアートにする。

こんにちは。
毬紗です。


よく知っている人たちから、

「エネルギーの大きさ、すごいよね」

と言われます。

私は「パッと見は優しそうに見える」そうですが、まるっきり真逆です。

相当に強い性格です。

熱量はものすごいですし、念や言霊の強さなど、尋常ではありません。


ですので、なるべく怒りを抱かないようにしています。

確実に相手に届いて、どうにかなるので。


ムッとした時、エネルギーを相手に飛ばさないように、制作をしたり、勉強したりと発散します。

勢いがあるおかげで、めんどくさい作業がはかどったりします。

ですが、本画は描きません。

大事な作業は、冷静なときにします。

感情的なときは、色面構成が甘くなったり、余計な作業を入れてしまったりと、どこか緩んだ作品になります。


感情に任せて制作するのは、あまりよくないのですよね。

芸術家に関する勘違いの「あるある」に、

「芸術作品は、感情を込めて制作している」

というものがあります。

有名な芸術家は、そうでもありません。

「恋多き芸術家は作品がロマンチックだ」とか「絶望の中で描いたから孤独な色だ」とか、画家本人の宣伝だったり、後世の画商さんたちが作った演出ですからね。

たとえば、ある画家が、

「勤勉だけれど、時々はサボっている、お酒もそこそこ、夫婦仲もそこそこ、子供をたまに可愛がる、普通のおじさんでした」

では話題の人になりにくいので、過剰に書き立てます。

世界的に著名なルネサンス期の芸術評論集、ジョルジョ・ヴァザーリの『芸術家列伝』からして、かなりの演出が入っていますからね。

鵜呑みにしないように。

下絵や手記などを見れば、「いやいや、めちゃくちゃ計算して制作してるやん」と、芸術家の戦略家ぶりがわかります。

現在も過去も、世間で活躍している芸術家は、自己演出に優れた、かなりの策略家です。


エネルギーの強い芸術家は多いと感じます。

自家中毒にならないよう、うまく付き合えると、強みになりますよ。