京都御所南 Gallery ICHIHARU アートお喋り空間

教養は一流の人脈をつくる。京都のアーティストが超一流の人生から学んだ、実学の教養空間。

アートの好みの地域差は、かなり大きい。

こんにちは。
毬紗です。


「アートの世界」といっても、国によっても、地域によっても、千差万別です。

好まれる作品も、批評家から評価される基準も、なにもかもが違います。

私はセッションで、

「評価されない場所に固執しないで、自分を評価してくれる場所にアタックしたほうがいい」

と伝えています。


「地域差」というものも、もっと重要に捉えていいと感じます。

京都で売れるブルーと、大阪で売れるブルー、東京で売れるブルーは、それぞれに違います。

色の好みだけではなく、コンポジションの好みも、相当に差があります。

「この間隔が、好ましい」とされる空間の捉え方が、地域によって違うのです。

京都では、塔頭の設えに、京都独自の「好ましい空間」のあり方を見ることができます。

物と物とが、他府県の感覚よりも、少し離れています。

花道、茶道のあり方にも、出ています。

モチーフの配置だけではなく、作品の並べ方も、変わります。


例えば、私は地域的に「京都画壇」に属しますが、どちらかと言えば、海外受けする色彩を使うのが得意です。

ですので、京都画壇が好みのコレクターさんではなく、世界的に作品を収集されているコレクターさんに、好んでお求めいただいています。

もしもこれが「京都画壇」だけの活動にこだわっていたら、「作品が、なかなか売れない」と嘆いているかもしれません。