京都御所南 Gallery ICHIHARU アートお喋り空間

教養は一流の人脈をつくる。京都のアーティストが超一流の人生から学んだ、実学の教養空間。

「才能神話」に踊らされると、ブレます。

こんにちは。
毬紗です。


「私には才能があると思います」というようなメールは、思った以上にきます。

まずですね。

ひとくちに才能といっても、

「描写力」

「テーマを選ぶ力」

「色彩に関する力」

「時代に乗る力」

「コレクターさんに愛される力」

「目立つ力」

など、多種多様なのです。

「才能があると思います」と自己申請する人ほど、自分が思っている「才能」な何なのか、明確にできていないことが多いのです。


例えば、テーマを選ぶ力があっても、「作品」という物質に変換するには、造形力や、描写力が必要なことがあります。

それをすっ飛ばして、

「発想さえあれば、評価される」

と思い込んでしまうと、「なぜ世間は自分を理解してくれないんだろう?」とアート業界で迷子になります。

アートに限っていえば、

「〜の才能さえあれば、評価される」

ということは、ありません。

一見、なんでもありに見える現代アートでも、「総合的な美意識の高さ」「的確な表現力」が問われます。


大雑把な<才能神話>に振り回されないで、

「自分が活躍したい場所で、なにを武器にすればいいのか戦略を立てられるアーティスト」

を目指してみてください。

感性だけでは、評価されません。

描写力だけでは、評価されません。

あなたが評価されたい場所で、どのような力を求められているのか、細かく読める人になってください。