京都御所南 Gallery ICHIHARU アートお喋り空間

教養は一流の人脈をつくる。京都のアーティストが超一流の人生から学んだ、実学の教養空間。

描くしかない人/長谷川幾与さんの日本画

こんにちは。
毬紗です。


日本画家・長谷川幾与さんの絵を、集めています。

彼女の絵が、好きです。

もちろん、娘も。

11月に一晴画廊の展覧会で、ご一緒します。

道-Tao-を描く 〜老子を詠む女性画家たちの講読会〜



日本画家の絵を集めることに、

「同業者なのに、嫉妬しないのですか」

と訊かれます。

しません。

むしろ尊敬しています。


「描かざるをえない絵」があります。

生きるなかで、どうしても描かざるをえないものが、画家になる人にはあるのです。

制作をしていないときでも、ひたすら自己と向き合います。

「私はなぜ、白を使うのだろう」

「私はなぜ、山を描かざるをえないのだろう」

白を塗ることでしか、心を表現できないからです。

山を描くことでしか、伝えたいことが、描ききれないからです。

人と比較する心は、消えていきます。



長谷川さんの絵は、描かざるをえない人の絵です。

1日1日と積み重なった思考の軌跡が、絵に見えます。

彼女の絵を見ながら、私もまた、今日の自分に、向き合っています。



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長谷川幾与