京都御所南 Gallery ICHIHARU アートお喋り空間

教養は一流の人脈をつくる。京都のアーティストが超一流の人生から学んだ、実学の教養空間。

詩は魂の衣。

こんにちは。
毬紗です。


目が覚めてから、カリール・ジブラン『預言者を読んでいました。


20年ほど前に、友達からプレゼントされた、詩の本です。

美しい本です。

プレゼントしてくれた友達も、美しい人でした。

アーティストでしたが、長身と美貌に恵まれていたためモデルもしていて、頭が良く、輝くオーラをまとった人でした。

本を受け取った日は、天から特別に幸運を注がれているような彼女にも、苦しみがあると知った日でもありました。


幾度、読み返したでしょう。

本棚の、すぐ目につく場所に置いていて、疲れたときなどに手にしています。


友情について書かれた箇所を、読み返していました。

とくに好きな箇所を、引用しますね。

友がその考えを語るとき、恐るな、君自身の心のなかの「否」を。そしてまたおさえるな、「然り」を。

また友が黙するとき、君の心は止(や)めてはいけない。彼の心に耳を傾けることを。

なぜなら友情にあっては、言葉何し、すべての思い、すべての望み、すべての期待が生まれて、わかち合われるのです。それも喝采を必要としない喜びのうちに。

君が友から離れるとき、歎いてはならない。

なぜなら、君がかれのいないときにこそ明らかになるのだから。山は、それを目指す者には、平野からこそ明らかに見えるもの。

カリール・ジブラン著・佐久間彪訳『預言者』より


彼女の美しさは、この本を友達にプレゼントする心が、そのまま表出していたのですね。



この箇所も好きです。