京都御所南 Gallery ICHIHARU アートお喋り空間

教養は一流の人脈をつくる。京都のアーティストが超一流の人生から学んだ、実学の教養空間。

真反対のアドバイスは、どちらも正しい。

こんにちは。
毬紗です。


いただいたメールのお返事にちなんだ話題です。

アートに関して多い質問が、こちらです。
「2人の先生に、真反対のことを言われます。どちらの意見が正しいのか判断するには、どうしたらいいのでしょう」

絵画教室、講演、セッション、あらゆる場所で同じ質問を受けます。


「アドバイスに従う」ということは、人の意見に従う行為にみえますが、実際は「正解を自分で決める」ということです。

「この人のアドバイスを受け入れよう」と決めて、その通りにしたときに、起こったことに対して自分で責任を取るレッスンなのです。

自分で選んだ、先が分からないことに賭けてみるチャレンジでもあります。


厳密に言えば、誰のアドバイスも正しいのですよ。

それぞれ回答する人の真実なので、「間違い」の回答はありません。

例えば、A先生にとっては、あなたの絵には、パンチが足りません。

ですがB先生は、パンチのある絵は、下品だと感じるのです。

C先生は、それ以前に、あなたが立体に進むべきだと考えています。

どの指導も、先生たちが経験し、学んだことから導いた真実です。

誰の言う通りにすれば、10年後、あなたが売れっ子になっているかは、分かりません。


分からないことに賭けてみる勇気があると、「だったら、自分の思うようにやってみよう」と、レベルアップした勇気がわいてきます。

誰かに意見を聞くのではなく、自力で様々な事例を調べ始めます。

ここにいたると、プロの道を歩み始めたといえそうですね。