京都御所南 Gallery ICHIHARU アートお喋り空間

教養は一流の人脈をつくる。京都のアーティストが超一流の人生から学んだ、実学の教養空間。

器を大きくすることで、幸運は留まる。

こんにちは。
毬紗です。


いただいた質問の回答にちなんだ話題です。


父が幼い頃に過ごした家は、現在は売却され、ホテルになっています。

jijuden.com

富豪だった曽祖父が建てたものです。

母屋は、ほぼ当時の姿を残しています。

曽祖父は、ロシア語が堪能で、几帳面な性格の商売人でした。

安田善次郎の伝記を読んでいると、曽祖父を思い出します。

成功の要諦は、先見性と勤勉に尽きますね。

曽祖父のあとは、学者肌の子供が続きます。

豪邸の維持は、難しかったでしょう。


私は、曽祖父が建てた別の家を受け継いで、画廊を作りました。

ご先祖様の恩恵に、感謝ばかりです。

ただしですね…。

私の器が小さいと、この家を維持することはできないと予想しています。

家のものだったとはいえ、宝くじと同じで、自分の実力とは関係なくやってきた幸運です。

器を大きくして、幸運を維持できる力をつけなければいけません。


脳は賢くて、自分には分不相応だと判断した幸運を、自らブロックします。

「現状維持機能の妨害(ホメオスタシス)」とも呼びます。

この妨害を乗り越えるのは、今よりも自分の器を大きくするしかありません。

「こんな家を持つ人は、このくらいは出来ているだろう」と思える課題を、コツコツとこなすのです。

幾度困難がやってきても、諦めないで進むだけです。


別の道もあります。

諦める時は、「この人生は、私の幸せとは違う」と理解した時です。

なによりも、家族や周りが、幸せになっていない時は、問題ですね。

思わぬ幸運に出会ったばかりに、欲を掻き立てられ、間違った道を進んでいる可能性があります。

持つべきではないものを、潔く手放すことも大事です。

「手放すことの学び」にも、大きな意味があります。