京都御所南 Gallery ICHIHARU アートお喋り空間

教養は一流の人脈をつくる。京都のアーティストが超一流の人生から学んだ、実学の教養空間。

千田琢哉『生き残るための、独学。』/その勉強法は「浪費」か「投資」か。

こんにちは。
毬紗です。

千田琢哉『生き残るための、独学』を読んでいました。

Yale大学で研究をする娘をみていても、「独学できる人が、集団から抜きん出る」と感じます。

習得していくスピードが、ぜんぜん違うのですよね。


先生が用意した授業を、座って聞いている人。

自分で教材を探して、自主的に取り組む人。

両者の能力の差は、圧倒的に開きます。

「組織で優等生になる人はセミナーで学ぶ。組織から傑出する人は独学で学ぶ」

セミナーは、先生や生徒に囲まれて、組織で可愛がられる方法を学びにいく場所です。

一方、独学は、本気で頭脳や感性を磨くためにある場です。


本気で勉強していれば、セミナーにはいられなくなります。

本気の人が混ざると、必ず浮きます。

発言も、オーラも、その他大勢を抜け出す、別格のものになっていくからです。

先生からも、疎ましがられます。

なぜなら、先生と同じことをするからです。

先生も独学なので、同じようなオーラが出ます。

下手をすると、ルーティーン化している先生よりも、本気度の高いあなたの方が傑出して見えるのです。

本にも書いてありますが、アーティストを目指す人は、会計の勉強は必ずしましょうね。

細かい知識は忘れていいから、人生のどこかで簿記3級は取得しておく。

私も画廊を始める前に、簿記3級のテキストを買って、独学しました。

キャッシュフローが読めないと、「投資」と「浪費」の矩が見えなくなります。

借金してまでも、勉強や画材費につぎ込むようになりますからね。

借金しようとする人は、踏みとどまってください。

本当に勉強が投資になっていれば、自ずと収入が増えていき、借金どころか、お金が余ってくる状態になると思いませんか?
何事も、結果が早く出る時代です。

アートの世界も、例外ではありません。

「いつか、儲かる日が来る」の「いつか」は、半年〜2年以内に考えないと、無駄な投資を続けることになります。


『生き残るための、独学。』には、売り上げアップのためのきれいごとは、書いていませんでした。

作家のセミナーに誘導するためでもないですね。

いい本でした。