京都御所南 Gallery ICHIHARU アートお喋り空間

教養は一流の人脈をつくる。京都のアーティストが超一流の人生から学んだ、実学の教養空間。

黄檗宗の萬福寺の木魚

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こんにちは。
毬紗です。

お盆が近くなると、思い出すのは、小さな頃に、
仏壇の木魚を叩いて遊んでいたことです。

こういうイタズラは、忘れられません。


じつはこの木魚、元は中国から伝わった、黄檗宗に由来するものです。

黄檗宗といえば、以前記事にしました。
中国から渡来した隠元隆琦(いんげんりゅうき)、覚えていますか?
b-k.hateblo.jp

木魚の原型は、魚板(かいぱん)です。
黄檗宗では、魚板を鳴らして、時刻や、行事を伝えていました。

こちらです。
これは萬福寺のものです。
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ちょっとボケてて、ごめんなさい。

食堂(じきどう)の前にありました

口にくわえているは、煩悩の象徴です。
魚板を叩くことで、この珠を、魚の背を叩いて吐き出させるという意味があります。

魚の形なのは、魚は眠っているときも目を閉じないことから、寝る間を惜しんで修行しなさいと諭しているのです。


この魚板が、木魚の形に変化していきます。
役割も、時刻を知らせることから、お経のリズムを取るために変化します。

黄檗派のお経は、中国の明の時代の様式を残しています。
なかでも黄檗梵唄(おうばくぼんばい)は、太鼓や鐘を使い、音楽のように聞こえます。

萬福寺の動画、見つけました。

黄檗宗 梵唄(ぼんばい)