京都御所南 Gallery ICHIHARU アートお喋り空間

教養は一流の人脈をつくる。京都のアーティストが超一流の人生から学んだ、実学の教養空間。

芸術家の人生は、見世物か。

こんにちは。
毬紗です。


芸術家の人生を、面白おかしく語る人たちを見ていると、
自分たちの仕事は、作品だけではなく、人生も、
消費される類のものだと感じます。


それぞれの芸術家に、真剣な人生があったのですが、
耳を切ったことや、愛に狂ったことなどが、
誇張されて語られます。


私も、奔放な女流画家らしい、遊び人のキャラクターを、
求められることがあります。
求める方には、悪気はありませんので、
場が盛り上がるのなら、適当に合わせますが。


画廊を経営していると、
芸術家の勤勉さに感動します。

決して、気分のままに、好き勝手には、
生きていません。
作品に打ち込んで、命の時間を削っています。
まるで、修道僧のようです。


たまに、美術館ガイドをする仕事だと間違えられて、
「一緒に美術館ツアーをしましょう」
と誘われますが、芸術家にとっての美術館は、
命をかける仕事を飾る、聖なる場所でもあります。

特別な場所です。
仕事を振り返り、心を清める場所です。
強い決意を、思い起こす場所です。


いつの日か、芸術家の真剣さの方が、
多く語られる未来を期待します。