京都御所南 Gallery ICHIHARU アートお喋り空間

教養は一流の人脈をつくる。京都のアーティストが超一流の人生から学んだ、実学の教養空間。

小さな美術高校の1年生

こんにちは。

毬紗です。

 

私が通っていた、京都市立銅駝美術工芸高等学校は、全校生徒が約360人の、小さな学校でした。

 

1学年に、40人のクラスが3つ。

入学して3ヶ月もしないうちに、1年生全員の顔を覚えてしまいます。

 

半年もしないうちに、全校生徒の顔を把握。

 

小さな校舎なので、毎日顔を見かける先輩もいました。

 

 

午前中の、学科の授業が終わると、午後からは、洋画、漆芸、彫刻、陶芸、染織など、それぞれの専門の「科」で学びます。

 

私は「日本画科」でした。

 

16名のクラスです。

でも担当の先生は3人。

贅沢です。

 

16名なので、あっという間に仲良くなります。

 

2年生、3年生の先輩たちの実習室がすぐ横にあるので、先輩たちが遊びにきます。

 

私たちは、恐る恐る、先輩たちの教室を覗いていました。

 「すごーい!来年、あんな絵が描けるのかな?」と。

 

まるで家族みたいな雰囲気で、家にいるよりも、リラックスしていました。

 

先生たちも、学校の先生でありながら、現役の日本画家なので、「生徒に指導」というよりは、弟子、後輩を導いているような教え方でした。

 

私たちも「先生の絵、美術館にあったよね」「今年はイマイチじゃない?」「色は去年よりもよかったよね」などと、批評したり。

 

今でも、先生たちと会いますが、「先生」というよりも「師匠」という感じがします。