京都御所南 Gallery ICHIHARU アートお喋り空間

教養は一流の人脈をつくる。京都のアーティストが超一流の人生から学んだ、実学の教養空間。

画家が祇園祭の鉾巡行でやることといえば?

こんにちは。
毬紗です。

夏は、日本画家にとっては、(にかわ。動物の骨髄液で製造。岩絵具や箔の接着に使う)がすぐに腐ってしまう、ちょっと大変な時期です。

でも、夏にしか描けないモチーフも多く、写生が楽しい季節でもあります。

毎年、やる気満々になるのが、祇園祭山鉾巡行の写生です。

観客席に座ったり、立ったまま写生をします。


京都画壇を代表する大正、昭和に活躍した日本画家・上村松篁先生は、毎年、特等席でご覧になっていました。

猛暑の中、まんじりともぜずに写生をされていたとか。
画家は写生に挑むと、周りの音が、一切聞こえなくなります。

山鉾の全体像を見ることができるのは、山鉾巡行の時だけです。

同じ思惑の、カメラマンさんと場所の取り合いにならないように、気をつけています。