京都御所南 Gallery ICHIHARU アートお喋り空間

教養は一流の人脈をつくる。京都のアーティストが超一流の人生から学んだ、実学の教養空間。

さようなら、河合隼雄先生。

こんにちは。
まりさ先生です。

『臨床家 河合隼雄を読んでいました。
亡くなられて、もう11年なのですね。

息子さんの河合俊雄さんと、詩人の谷川俊太郎さんが編集されています。

カウンセリングの様子と、河合隼雄氏の感想が書いてあります。
何をしても楽しくない、無気力な患者と接する時、自身も、同じような無力感に遭遇してしまうことも、リアルに記録されています。
「暴力的な睡魔に襲われるようになった。待合室にAさんの姿を見ただけで、グラッと足もとが揺らぐほどの眠気だった。」と。

私の17歳は、荒れ狂った17歳でした。
体が衰弱し、熱が続き、学校に行けなくなりました。

なぜ自分がこんなに苦しいのか。
河合隼雄氏の本で、答えを探していました。
毎日、毎日、縋るようにページをめくりました。


久しぶりに手にした河合隼雄は、感動しました。
無為のすごさに、心が震えます。
そして多くの人に、計り知れない影響を与え続けたことも。

本を通して、カウンセリングを受け続けていました。
「さようなら、河合先生」と、お見送りした気分です。


世界のエリートになる教育と教養を。
宮毬紗のブログ

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